サンプル
第一話と第二話(ともに1〜3集に入っています)
Vol.1『古代人』


Vol.2『白狼』

現代の地球から2万年後のお話―

その世界には、2万年前の
「古代人(我々人類)」の遺跡を発掘し、
財宝や歴史資料、古代技術を
探し出す職業があった。
その仕事を行う人々は
「ワンダラーズ」と呼ばれた。



この作品について

この作品は、2002年、某アンソロジー同人誌に参加したときに発表したコンセプトのみの作品をを、自分なりに練り上げ、自分の創作活動の最大の代表作にしようという目的で2003年の冬コミから続き物の形で発表することとなったオリジナル長編同人誌です。

自分は、今までいろいろと描きたいストーリーみたいなものを途中まで頭の中で練り上げるものの、いざ描き上げてみようという段階に至ると、どうしても、挫折したり、最後までかきあげるのに時間がかかると見越すと、なんか、小さくまとまった作品にしてしまったりしている傾向がありました。「自分が描きたいものを最後まで徹底して描ききったとき、どんな作品が出来上がるのだろう」思えば、漫画描きとしてのキャリアは長いものの、本当に心のソコから満足するものを書き上げた作品は果たして何本あるだろうかと数えると、本当に少ないのです。

大げさな話になりますが、「自分が死ぬまでに、何かやり遂げておきたい」という発想もあり、そんな自分の願望の権化として、「ワンダラーズ」という作品を描きあげようと決意したわけです。ネームは自分の頭の中ではすでに完結していますが、実際それを書き上げるとなると、ざっくり見積もって、あと2年以上はかかるだろうという見通しです。それでも、読者の人々が、途中でだれることなく最後まで付き合ってもらえるような、むしろ、新しい読者の人がどんどん増えてくれるような作品にしようと決意しております。

青写真かも知れませんが、この作品を書き上げたとき、読んでくれた人にとって、絶対に読んでよかったと思ってもらえる作品になって、そんな感想を一人でも多くの人からもらうこと。それがこの作品にかける自分の夢です。

登場人物・組織


主人公たち

〜物語の中心人物たち〜
「トビー」
(犬族の少年)

ワンダラーズの主人公。

遺跡発掘チームにおいて、世界中の遺物を探求しながら強奪者などと戦う用心棒的な役目もする。

フルネームは「トビー=シバミックス」という設定ですが、基本的に本作品中ではフルネームでは呼ばない(ほかのキャラに呼ばせない)つもりです。
なんか、シバミックスって名前のわりには、柴の雑種っていう見た目でもないし・・・(苦笑)

トビーは(話の)始めっから、武力的にはめちゃめちゃ強いのですが、精神的には、かなり悩み、苦しんでいくことになります。ワ○ピースの主役のル○ィのように、悩まずまっすぐな主人公と比較して、そうとう精神的に未熟です。
コイツには、過去にも、そしてこれから将来にも、いろんな試練が準備されていますが、それにぶち当たって、苦悩し、そしてコイツなりの答えを導き出し、少しでも精神的に成長していく姿が描けたらいいなと思います。
「サヤカ」
(古代人の少女)

前述したとおり、この話では2万年前に人類は滅亡し、この話に登場するのは、いわゆる獣人が大半です。
そんななかに、ただ一人放り込まれた人類の少女…

当然ながら、この話の最大の謎を握っているのは彼女であり、彼女をねらう敵や、偏見の目が彼女を襲います。もし自分だったら発狂すると思いますが、この子はたった一人でしたたかに状況を乗り切り、トビーをはじめとする仲間を作っていってたくましく生きていくことになります。

彼女の精神的な描き方として、自分は「自分はこうありたい」みたいな人間像を彼女に重ねるように描いていこうと考えています。なんていうか、関わった人間たちに良い影響を与えていく人間に出来ればと思っています。前述したとおり、主人公のトビーは精神的に未熟な面のある人間(?)です。(めんどいので獣人も「人間」と呼びます。われわれ人間は「人類」ってことで)そんな彼の欠如した部分を、彼女と関わることで埋めていく。サヤカには他人を強くできる人間像を求めていきたいです。いかんせん、自分がそんな人間とは程遠いので、上手く描ききれるかどうかが不安です。

「ボロ」
魚族の少年でトビーの仲間。
小さいころから古代人研究を志し、ワンダラーズをはじめることになったのですが、彼には戦っていくだけの腕っ節がないのです。(陸上での話。水の中では強い設定ですが、どこで生かそうかその設定…)そんな中で、トビーと出会い、チームを組みます。トビーにとってボロは最高の仲間です。けんかしたり、夢を語り合ったり、そんな自分なりの「友達像」を、ボロには重ねています。ただ、このストーリーの中で一番過酷な運命を背負わされる予定だったり(汗)

「目からウロコ」
目から鱗(うろこ)が落ちる
〔新約聖書使徒行伝九章から〕あることがきっかけとなって、迷いからさめたり、物事の実態がわかるようになる。

ボロは、上記のようになことで驚いたときに、目からウロコが飛び出すという特異体質を持っています(笑)
自分はこの「ワンダラーズ」という作品を描くときに、一番押しているシーンがこの「目からウロコ」です。もう流行語大賞狙うぐらいの勢いで(爆)
「チャツネ」
(リス族の青年)

ハヤテのもともとの仲間。医者であり、古代人の医学を研究すべく、ワンダラーズをやっている。

こう見えて20代後半で、思考は結構大人です。ハヤテとの出会いも、もともとは旅をしていたチャツネが、当時そうとう荒れていた思春期時代のハヤテをスカウトしたという設定です。チームではハヤテが引っ張っているように見えて実は、ハヤテの性格にかなりの影響を与えたはずです。

チャツネには故郷に婚約者がいます。また、故郷にはチャツネを慕う人物、チャツネの放浪を諭す人物がたくさんおり、チャツネ自身も故郷に落ち着くべきか内心迷っているようです。ただ、それができない理由がチャツネにもあるようです。

「ハヤテ」
(鳥族の青年)

サヤカを盗賊として追っていたが、仲間になる。

鳥族の中でも戦闘系の民族の出身で戦いなれており、トビーとも互角の勝負をする。鳥ということで飛んだり、ナイフを投げたり、強靭な爪を生かして蹴り技を得意とする。

6人兄弟の一番上で、兄弟思いで料理が得意である。(笑)そのわりに気難しそうな外見には訳があり、それはいずれ作中にて発表しようと思っています。

「白狼隊への嫌悪」
2巻で描かれていますが、ハヤテはどうやら白狼隊に特別な感情があるようです。彼がその内なる嫌悪にどのような答えを出すか、描いていければと思っています。

ワンダラーズの仲間達

〜主人公の仲間・家族たち〜
「ブイハチ」
(乗り物w)

ブイハチは、ボロの子供のころからの親友であり、最高の愛車(!?)です。陸上での活動ににぶい魚族にとって、乗り物に乗ることは一種のステータスになっています。

この世界ではブイハチと同種の生き物が乗り物として活躍しています。いったいどんな生き物なのかは不明
「同業者たち」

酒場でしょっちゅう呑んでる。
でも、トビーたちの先輩として、情報をくれたりもする。

ちなみにトビーは未成年なのでミルク飲んでます

「ディーラー」
(写真はピギーさん)

ワンダラーズ達の発掘した遺跡や財宝を市場に流す役割です。
ただ、最近は学術資料が売れないらしく、相当安くふっかけるようです。
「バッキム」
(ゴールドクラス:ワンダラーズのリーダー)

ワンダラーズにもクラスがあって、功績のある発見や、高額の財宝や大規模な遺跡を発掘するチームが実績を重ねて『ゴールドクラス』の称号を国家から与えられる。

ボロが駆け出しの時にワンダラーズの厳しさを教えてくれました。
(Vol.0 にて掲載予定)
「柴林寺・師匠」
(トビーの祖父)

トビーに棒術を施した。

武術界の最高峰のひとつ「柴林寺」の最高師範。若くして亡くなったトビーの両親の代わりにトビーを育てたが・・・・
「柴林寺・師範代たち」

トビーの祖父とともに門下生たちに武術を教えている。

若い師範もいれば、師匠と同年代の師範もおり、「事情」を知っている人もいる・・・
「ハルト」
(トビーの兄弟子)

トビーがまだお腹の中にいる頃に柴林寺に入門してきた。(5歳の頃)

トビーは「ハルト兄ちゃん」と呼んで、慕っている。ハルトもトビーを本当の弟のように精神的に支えてきた。

トビーの頭のバンドはハルトから受けとったもの。
「兄弟子たち」

ハルトの同級生。

ハルトとともにトビーに武術の手ほどきをしたりする。
「チャツネの村の村長」

チャツネの隠れ里の村長。

戦いに向かないリス族の隠れ里を守る責任を負う。
「チャツネの村の村人」

チャツネの隠れ里の住人。

村には
温泉もあったりしてサービスショットもあったりw
「ガジュ」

チャツネの親友。

村に落ち着かないチャツネのことをあまりよく思っていない。
「ピクル」

チャツネの恋人(婚約者)。

なかなか帰ってこないチャツネのことをチクチクいじめるが、医者としてのチャツネの優秀な助手も勤める。
「ユンバ博士」

古代人研究の第一人者

元・白狼隊の幹部であり、白狼隊のある秘密を握り、逃げ出してきた。
そこで繰り返してきた自分の悪行に自責の念を抱く
「ハヤテの兄弟」

故郷でハヤテの帰りを待つ兄弟。ハヤテは長兄。
ハヤテは仕送りを送っている。

白狼隊など

〜主人公を追いかける敵〜
「総帥」
白狼隊はサヤカたちを執拗に追いかける組織。

「総帥」と呼ばれる人物を頂点に、数人の「幹部」と、その下に白狼の仮面をつけた大量の部下を従えて、この時代を武力で席捲しています。

やっていることは相当えげつなく、かといって、統率力は中小国に匹敵する力を持っており、大国もうかつには手を出せない存在です。

総帥の正体は謎で、「白狼の塔」と呼ばれる遺跡を本拠地として、古代人研究もしています。

*「白狼の塔」
白狼隊の本拠地。
もともと白狼の名前を持っていたのは「白狼の塔」のほうで、白狼隊とはこの塔の名前が語源と思われます。この塔には、物語の根源となる謎が隠されており、ぶっちゃけると、この塔が物語のクライマックスになる予定です。

「スギナ」
ネコ族の白狼隊の幹部。

どうやらトビーたちと同世代のようですが、古参を押しのけて幹部に大抜擢された実力者。

前述したように、白狼隊は非人道的な組織ですが、そんななかで、スギナは白狼隊の残酷な体質にブレーキをかける存在のようです。当然暴れたりない部下は反感があるようです。

いずれトビーのライバル以上の存在になっていきます。

「ジュロク」
(獅子族の幹部)

白狼隊の中では最古参。恐らく最高の武力を持つ戦士であり、彼に試験で勝利すれば、すぐに幹部扱いとなる。

総帥に絶対の忠誠を誓う。だが・・・・
「ジャコウ」
(ハイエナ族の幹部)

集団で部落を襲う盗賊の頭だったが、その統率力を買われて白狼隊幹部となった。
性格は血の気が多く、すぐに残虐な手段をとる。
「タドン」
(豚族の幹部)

元は密輸品の武器商人の総元締めだったが、その腕を買われて幹部に抜擢された。
白狼隊のブレインとして戦略を練ったりもする。
「ローザ」
(イグアナ族の少女)

元は白狼隊の捕虜だったが、スギナに救われて従士になった。

スギナの言葉を受け止める数少ないスギナの心のささえの一人。
「白狼隊兵士」

白狼の面と白装束の兵士たち。ほとんどは志願して入隊したゴロツキたちだが、中には不本意で白狼隊に入隊したものも・・・
「ワンダラーズ狩り」
(注:白狼隊ではない)

ワンダラーズを襲って金品を巻き上げる盗賊。
絵の連中は物語の冒頭でトビーに返り討ちにあう。

過去の人々(!?)
「ポートマン博士」

古代人の博士。
物理学、生物学、天文学などさまざまな研究分野の第一人者で、古代人滅亡の鍵を握る。
「バルグ元帥」

古代人の軍人。
ポートマンの研究に目をつける。古代人滅亡の引き金をひいた人物と思われる。
「タッチストン教授」
(隣は助手のディキンス)

この世界で初めて古代人の存在を証明した遺跡を発掘した。
世界初の「ワンダラーズ」とされている。

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